初めてのカラフルタウン
7月の新月期になりましたが、梅雨前線の北上の影響でこのところ曇りがちです。この週末は撮影は難しい感じです😢
先週7月3日土曜日は夜半過ぎに月が出て来ましたが初めて行く場所で撮影してきました。
6月の撮影で街灯のカブリで失敗した『カラフルタウン』の撮影を再挑戦しました(≧∀≦)
【カラフルタウン】
2021. 07.03 20:59〜
Willam optics GT81 Ⅳ
フラットナーレデューサ Flat6AⅢ
0.8倍(合成FL 384mm F4.8)
赤道儀:EQ6R
PHD2オートガイド D50mm FL200mmガイドスコープ QHYCCD QHY-5-ⅡM
Canon EOS 6D (HKIR )
ISO800 300秒x23(total 1時間55分)
ダーク 300秒X12枚
LEDフラット ISO 100 SS 1/15s x 20枚
フラットダーク 20枚
APTでディザリング
フィルター無し
ステライメージ8 Photoshop
憧れていた『カラフルタウン』。今まではAPS-cのカメラで写野に入りきらないのと、南側で高度が低く撮影場所も近場ではなかなか無いのもあり撮影を避けていましたがやっと撮影できました^o^
画像処理も自分的には結構うまくできたような気がします。
撮影時に少し失敗してトリミングしてます。
撮影・画像処理に2013年発売の古いノートパソコンを使っています。先日職場のカラーマネージメントモニターで今まで処理した天体写真を見てみました。画像処理の未熟さもありますが彩度を上げすぎていたり足りなかったり、カラーバランスがおかしく色も変だったりでした。いいモニターで処理したらもっと綺麗に仕上げられそうに思うのですが、予算も少ないし色々購入したいものが多くてねー‥(*´-`)
【2022.05.10 処理仕直し】
【仕直し前】
キットレンズでさそり座頭部
6月13日に初めての場所で撮影してきました。
さそり座あたりが撮りたくていつも行くところよりちょっと遠いところに行ってきました。
南側は割と条件はいいのですが、近くに街灯があって同時にGT81で撮影したカラフルタウンはカブリが酷くボツになりました、残念無念(*´Д`*)
【さそり座頭部】
2021.06.13 21:25〜
Canon EOS X7i HKIR
Canon EF-S 55-250 f4-5.6IS STM
70mm F4.5
ISO 1600
SS 120s x34
スカイメモS ノータッチガイド
ステライメージ,Photoshop,Lightroom
フラット補正した方がいいですねー。
今まで行っていた撮影地が、南側の光害が強いところだったのでさそり座付近の撮影は避けていましたが今回初めて撮影できました( ´ ▽ ` )
キットレンズでの撮影ですが、思ったより綺麗に撮れたと思います。でも、あまり明るくないレンズなのでもっと露出時間を伸ばしたいところです。
次はは明るいカメラレンズを揃えていきたいな。
7月の新月期もう一回8cm屈折でチャレンジできるかな?
晴れたらいいなー^_^
フルサイズとAPSCの比較2
まずは6月4日に前回記事の白鳥座の『サドル付近」の後に撮影した『北アメリカ星雲とペリカン星雲』です。
2021. 06.04 23:35〜
Willam optics GT81 Ⅳ
フラットナーレデューサ Flat6AⅢ
0.8倍(合成FL 384mm F4.8)
赤道儀:EQ6R
PHD2オートガイド D50mm FL200mmガイドスコープ QHYCCD QHY-5-ⅡM
Canon EOS 6D (HKIR )
ISO1600 180秒x36(total 108分)
ダーク 180秒X9枚
LEDフラット ISO 100 SS 1/15s x 40枚
フラットダーク 40枚
APTでディザリング
フィルター無し
ステライメージ8 Photoshop
去年はX7iで北アメリカ星雲を撮影しました。
kaz323i362.hatenablog.com
同じCanonのフルサイズとAPS-Cのカメラでノイズがどの程度違うのか比較しました。
[カメラ]
Canon EOS X7i(2013.4月発売)
Canon EOS 6D (2012.11月発売)
共にHKIR改造
【撮影条件】
[ISO ]
X7i : 3200
6D : 1600
[シャッタースピード]
共に180秒
[画像処理]
・ステライメージ
Raw現像
ダーク・フラット補正
デジタル現像
・Photoshop
レベル調整
色合わせ
[X7i. 17枚]
[6D. 1枚]
[6D. 2枚]
[6D. 4枚]
[6D. 8枚]
[6D. 16枚]
撮影時のISO とレベル調整が若干違うますが、X7iの17枚と6Dの2枚が大体同じくらいのノイズ感のように見えます。
このことから、おおよそ6D 1枚とX7i 8枚がノイズ感は同等なのかと思いました。
露出時間8倍はとても大きいです。
サドル付近
Canon EOS 6DのHKIR改造が6月4日に戻ってきて、5日土曜日に早速星撮りに行ってきました。
6DのAPTでの制御テストを事前しておらず、現地で初めてのトライだったので色々トラブルが発生しました(*´-`)
まずは6Dをパソコンで認識しませんでした。
コードの断線かカメラの故障なのかと心配でしたが、ネットで調べると『Wi-Fiを使う』の設定のままだとコード接続でパソコンと通信しないようです。
次はAPTでPlate Solveが上手くいきませんでした(*´ω`*)
この時はステラナビゲーターで構図の調整をしました。後日家でテストをすると、RawとJPEG
でライトフレームは保存しているのですが6DはJPEGのサイズをL.M.Sのどれかで保存できるのですがLじゃないとPlate Solveが上手く作動しませんでした。
まず1つ目のターゲットは南方向が光害が強いので、初撮影の白鳥座のサドル付近にしました。
【サドル付近】
2021.06.04 21:17〜
Willam optics GT81 Ⅳ
フラットナーレデューサ Flat6AⅢ
0.8倍(合成FL 384mm F4.8)
赤道儀:EQ6R
PHD2オートガイド D50mm FL200mmガイドスコープ QHYCCD QHY-5-ⅡM
Canon EOS 6D (HKIR )
ISO1600 180秒x33(total 99分)
ダーク 180秒X9i 枚
LEDフラット ISO 100 SS 1/15s x 40枚
フラットダーク 40枚
APTでディザリング
フィルター無し
ステライメージ8 Photoshop
NGC6888クレセント星雲を入れてやろうと縦構図にしました。
William optics GT81 で初めてのフルサイズでの撮影でした。
画像を見ると辺縁の星像が崩れて尻尾が付いているようになりました。少し残念です😥
William optics のフラットナーレデューサはバックフォーカスを変化させるごとができるのですが、1mmから13mmまで1mm間隔でテストしてみましたが辺縁で星が丸くなることはありませんでした。5mm 6mmあたりが1番良さそうでした。
こういうものなんですかねー?
M8干潟星雲 M20三裂星雲
5月14日の青い馬星雲の後に撮影しました。
夜が短くなってきて、午前2時頃には薄明が始まってきます。
薄明にかかりながら撮影しました。
【M8干潟星雲 M20三裂星雲】
2021. 05.14 25:07〜
Willam optics GT81 Ⅳ
フラットナーレデューサ Flat6AⅢ
0.8倍(合成FL 384mm F4.8)
赤道儀:EQ6R
PHD2オートガイド D50mm FL200mmガイドスコープ QHYCCD QHY-5-ⅡM
Canon EOS X7i (HKIR )
ISO800 300秒x18(total 90分)
ダーク 300秒x6枚
LEDフラット ISO 100 SS 1/20s x 32枚
フラットダーク 36枚
APTでディザリング
フィルター無し
ステライメージ8 Photoshop
M8の左側に伸びる「猫の手」と呼ばれる部分も構図に入れました。
1枚あたりの露出時間が長すぎてM8の高輝度の部分が飽和してしまいました(*´-`)
画像処理は、少しずつ思い通りに調節できるようになってきたかなーって思っていますがどうでしょうか?