シャーク星雲
10月13日(金)に撮影したものです。
この日は新月期で一晩中晴天でした。撮影に6集まり賑やかでした。
もう冬間近で気温4°Cまで下がり結構寒かったです。
今回の一つ目のターゲットはケフェウス座です。ケフェウスは一般の方にはあまり馴染みがないかもしれませんが、古代エチオピアの王様で王妃がカシオペアです。その娘がアンドロメダ姫でカシオペア座と隣あっています。ケフェウス座は3等星の5角形の星並びで少し地味な星座ですが、明るい星雲が多く天体撮影をする人には人気の星座です。
今回撮影したシャーク星雲は宇宙空間にあるガスや塵の広がりで分子雲と呼ばれる淡い対照です。また天の川ので中にあるので、たくさんの星があります。
【シャーク星雲】
2023.10.13. 19:35〜
Willam optics GT81 Ⅳ
フラットナーレデューサ Flat6AⅢ
0.8倍(合成FL 384mm F4.8)
赤道儀:EQ6R
PHD2オートガイド D50mm FL200mmガイドスコープ QHYCCD QHY-5-ⅡM
Canon EOS 6D (HKIR )
ISO800 300秒x44(total 3時間40分)
ダーク 300秒X16枚
LEDフラット ISO 100 SS 1/20s x 20枚
フラットダーク 20枚
APTでディザリング
ステライメージ9 Photoshop
画像の重ね合わせにミスがあったので修正して置き換えました。
(2023/10/19)
下の方の星雲がシャーク星雲で口を開けたサメのように見えます。
上の方の星雲は特に愛称は付いていないようです。私にはナマコのように見えるのでナマコ星雲にしておきましょう。
探査機Psyche(サイキ)
先週に引き続き10月13(金)も天体撮影に行ってきました^_^
撮影の合間にタイムラプスの練習をしました。帰宅してからタイムラプスの動画を見てみると途中で人工衛星が通りました。でも、なんか人工衛星と違うような違和感がありました。
14秒あたりです。
切り出してみました。
7gINKhE
切り出してみると人工衛星の周りに光の殻があるようです。
後でわかったのですが、これは探査機Psyche(サイキ)だったようです。
探査機Psyche(サイキ)は小惑星Psyche(プシケ)の調査のためにNASAが現地時間13日10:19に打ち上げました。
小惑星サイキはほぼ金属でできたとても重たい小惑星で鉄とニッケルでできた合金の小惑星らいしです。
形成途中の原始惑星でしたが、他の天体と激しく衝突し外殻か吹き飛びコアだけが残ったものらしいです。
この小惑星の金属の価値は1500000000000000000000円(15垓円)という宝の山だそうです。
たまたま面白いものが写っていました(*´∇`*)
C1396-Sh2-131
3ヶ月ぶりの更新です。
前回、天体撮影に出かけたのは6月だったので4ヶ月ぶりの天体撮影です。
7月に一回撮影に出かけたのですが、雲が多くてダメでした。8月・9月は週末の天気が良くなく撮影できませんでした。
今回の撮影は10月8日(土)で夜半には月が出てくる日でした。天体撮影の仲間から出撃の誘いがあり急遽出かけたので、撮影対象を考えていなくて以前3度ほど撮ったことのあるケフェウス座のC1396-Sh2-131です。赤いガーネットスターのあるところで左上にある赤い星がそれです。
中心付近にはゾウの鼻という構造があります。
【C1396-Sh2-131】
2023.10.07. 20:29〜
Willam optics GT81 Ⅳ
フラットナーレデューサ Flat6AⅢ
0.8倍(合成FL 384mm F4.8)
赤道儀:EQ6R
PHD2オートガイド D50mm FL200mmガイドスコープ QHYCCD QHY-5-ⅡM
Canon EOS 6D (HKIR )
ISO800 300秒x40(total 3時間20分)
ダーク 300秒X16枚
LEDフラット ISO 100 SS 1/20s x 20枚
フラットダーク 20枚
APTでディザリング
ステライメージ9 Photoshop
構図が少し左に寄ってしまいました。C1396-Sh2-131 はもうしばらくはいいかなと思います。メジャーな天体しかわかっていないので、今後はもう少し勉強して少しマニアックなところを撮影していきたいです。
APTのPlatesolveがしばらく上手く作動しない状況でしたが、やっと原因がわかったような気がします。位置合わせの画像の露出が不適切で星が多く写り過ぎていたからのみたいです。特に天の川の中だとたくさんの星が移りダメだってみたいに感じます。星が30個くらい映っているくらいでいいようです。
カラフルタウン
画像処理は終わっていたのですが、2週間ほどやる事があって更新が遅くなりました。
6月の新月期に撮影した物です。この日は日の入り前の夕方6時前に撮影地に着いて明るいうちに機材のセッティングを済ませました。しかし、雲が多く北極星がなかなか見えず曲軸の設定ができませんでした。結局撮影を開始できたのは22時頃でした。
夏至の直前なので天文薄明が2時前に始まるので4時間弱しかありません。
今回の撮影は2年前に撮影したカラフルタウンを撮り増ししました。本当はもっと早くに撮影開始しできればよかったのですが遅くなり光害の中に沈んでしまったのと、途中に雲の襲来があり3時間ちょっと撮影しましたが半分使えませんでした。
【カラフルタウン】
2023.06.17 19:40〜
Willam optics GT81 Ⅳ
フラットナーレデューサ Flat6AⅢ
0.8倍(合成FL 384mm F4.8)
赤道儀:EQ6R
PHD2オートガイド D50mm FL200mmガイドスコープ QHYCCD QHY-5-ⅡM
Canon EOS 6D (HKIR )
ISO800 300秒x17(total 1時間25分)
ダーク 300秒X9枚
LEDフラット ISO 100 SS 1/20s x 20枚
フラットダーク 20枚
APTでディザリング
ステライメージ9 Photoshop
画像処理でノイジーになってしまったので、2年前に撮影したものと合わせてみました。
【2021・2023年合成のカラフルタウン】
総露出 3時間20分
7月の新月期は3連休でしたが、梅雨前線の北上により雨や曇りで星撮りは全滅でした。今年は星を撮る機会少なく残念です。
夏の天の川
6/月17日土曜日、久しぶりに天体撮影に行けました。4月5月の新月期は天気が悪く3ヶ月ぶりの撮影になりました。
4月に入手したCanon R6 mark2で初めての天の川です。
【夏の天の川】
Canon R6 mark2
CanonEF24-70 F2.8L 2
(24mm F2.8)
ISO 3200
SS 15s x8
Sequator Lightroom Photoshopで画像処理
【1枚撮り】
ISO. 3200
SS. 15s
プロソフトンA
Lightroom (露出補正、レンズ補正、シャドウ持ち上げのみ)
ISO. 3200
SS. 15s
ソフトフィルター無し
Lightroom(露出補正、レンズ補正のみ)
いつもの望遠鏡でも天体撮影をしてきたので、画素処理ができたらUPします。
今年のさくら
今年は春の訪れが例年よりかなり早く、桜の開花は4月15日に宣言されました。いつもより2週間くらい早い感じです。
でも桜が咲くとすぐに寒の戻りになって3月並みの気温になってしまい、満開になるのに少し時間がかかりました。
開花宣言から6日後の21日と14日後の29日にさくらの撮影をしてきました。
【さくら 2023年】
【うめ】
【小道】
今までは星はCanon EIS X7iと6DたまにX9iで撮影、普段の撮影はX9iのAPS-Cで撮影してきましたが今回通常撮影もフルサイズ化しました。
今回のさくら🌸はこのフルサイズミラーレスで撮影しました^_^
初めてのミラーレス一眼で使用感が被写体のトラッキングなど初めての機能で操作や設定、撮影法など試行錯誤しているところです。
機種はR6 mark2です。
カメラは良くなっても写真の腕はへたっぴなので、もっと修行をしていこうと思います。