星空のムコウガワ

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M31 アンドロメダ星雲

前記事のIC348撮影の後M31アンドロメダ星雲を撮影しましタ。月齢22.7の月がしし座の頭付近に出てきて空も明るなってしまいました。

月が25°程の高度になり空が明るくなってしまったので、月から離れている明るく対照を撮影しようと考えて、M31を選択しました。
ちなみに点に見える星は全て我々の銀河系の星々です。


アンドロメダ銀河の説明]
アンドロメダ星雲はアンドロメダ座にあり、 我々の住んでいる銀河系の隣りにある銀河です。距離は230万光年で光の速さで移動しても230万年かかります。昔のアニメ『銀河鉄道999』はアンドロメダ銀河の星まで行って機械の体を手に入れるための旅の話でした。

見た目の大きさは3°(角度)で満月の6個分の大きさで、暗いところでは肉眼で見えますが銀河の中心部がうっすら見える程度です。双眼鏡があると見えやすくなりますが、やはり中心部しか見えず写真のようには見えません。

写真の少し右上にある小さ目の小さい銀河はM110、アンドロメダ銀河の中心から下にある大きめの星に見えるようなものも小さな銀河M32で共に伴銀河と呼ばれます。


【M31 アンドロメダ星雲】
f:id:kaz323i362:20211115201000j:plain
2021. 10.29 25:33〜
Willam optics GT81 Ⅳ
フラットナーレデューサ Flat6AⅢ
0.8倍(合成FL 384mm F4.8)
赤道儀:EQ6R
PHD2オートガイド D50mm FL200mmガイドスコープ QHYCCD QHY-5-ⅡM
Canon EOS 6D (HKIR )
ISO1600 300秒x16(total 80分)
ダーク 300秒X4枚
LEDフラット ISO 100 SS 1/20s x 20枚
フラットダーク 20枚
APTでディザリング
フィルター無し
ステライメージ9 Photoshop


月の影響でカブリが結構ありましたが、フォトショップでカブリ補正したら大分良くなりました。