星空のムコウガワ

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IC348と周辺のガス

今回の新月期初期の10月29日金曜日に撮影しました。
もうこの季節は18時には真っ暗になってしまいます。仕事が終わってから急いでいつもの撮影地に行き、21時ちょっと前から撮影開始になりました。
この日は月が23時頃に月が昇ってきましたがもう少し粘ってで約3時間の撮影です。


【I C 348周辺】
f:id:kaz323i362:20211109231204j:plain
2021. 10.29 20:20〜
Willam optics GT81 Ⅳ
フラットナーレデューサ Flat6AⅢ
0.8倍(合成FL 384mm F4.8)
赤道儀:EQ6R
PHD2オートガイド D50mm FL200mmガイドスコープ QHYCCD QHY-5-ⅡM
Canon EOS 6D (HKIR )
ISO1600 300秒x37(total 185分)
ダーク 300秒X4枚
LEDフラット ISO 100 SS 1/20s x 20枚
フラットダーク 20枚
APTでディザリング
フィルター無し
少しトリミング有り
ステライメージ9 Photoshop


IC348はペルセウス座の足元あたりに在り、すばるとカリフォルニア星雲の中間付近にあります。
写真の中央左の星がペルセウス座ζ星で写真の中央ちょっと左上の星団がIC348でペルセウス座のο星になります。IC348周辺は紫色やブルー、グレーの星間ガスが美しいく広がっています。とても淡く強力に強調処理しなければならず、2時間の露出ではノイズが多く全然足りないようです。

他の方の作例を見ると更に右側に星間ガスが広がっていて、そこも一緒に入るようにフレーミングしているのが多いようです。初めてのIC348の撮影だったので、今度撮影する時はそこも入るように撮影してみたいと思います。