M42とゴースト
9月27日の遠征で撮影したものです。多段階露光で初めて撮影して処理してみました。
[M42]
2019.09.28 25:56〜
Meade LX90-20 f2000mm レデューサ0.63x (合成f1260mm)
赤道儀:EQ6R
PHD2オートガイド D50mm f200mmガイドスコープ QHYCCD QHY-5-ⅡM
Canon EOS X7i (HKIR )
ISO3200 300秒x4
ISO3200 180秒x16
ISO3200 20秒x8
ISO3200 13秒x1
ISO3200 5秒x5
APTでディザリング
フィルター無し
ステライメージ8
遠征地 厚田
多段階露光だとM42の中心部にも諧調が回復してしるのがわかりました。
下の処理は300秒露光のものだけでコンポジットしたものです。
M42中心部が飽和しています。トラペジウムも飛んでしまいました。
次に多段階露光のものでトラペジウムも見える感じで処理してみました。
輝度差の大きい対象の場合は多段階露光する事が有用だと感じました。
先に記事にした象の鼻星雲とバブル星雲にも実はゴーストが出ていたのですが、内緒にしてました(๑╹ω╹๑ )
今回のM42でのゴーストはバレバレです。
点対象の位置に明るめの星のゴーストが出ています。photoshopなどで消すしかないのですかね?
上の図よりこのゴーストは、丁度点対象の位置に出ているので平面状のものに反射しているものと思われます。この撮影は光害カットフィルターを使用していないのでレデューサーが原因じゃないかと疑っています。
図の右側にカメラが接続されます。2群4枚のレンズで、図の左側のレンズ群のカメラ側が平面になっているのでコレが原因ですかね。
間違っているかもしれません。詳しい方教えてくださいm(._.)m