星空のムコウガワ

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M42 HDR処理

2021.6追記
HDRの画像処理法はこのやり方は間違っていると思います。
今現在の私のHDRの処理のやり方は、それぞれの露出をコンポジット後にphotoshop
ファイル→スクリプト→ファイルをレイヤーで読み込み
で行っています。
このやり方も正しいのか分かりませんが‥
このやり方での作例は2021.06.02の【M13】になります。



11月11日撮影、最後の対象です。
薄明開始まで1時間ほどしか残っていなかったので、明るいものを撮影しようと思いました。
明るいものといえばオリオン座大星雲M 42です。HDR処理をしてみようと300秒、60秒、15秒の3段階で撮影してみした。
中心部が真っ白にならないようなりました
✌︎('ω')✌︎


M42 オリオン大星雲】
f:id:kaz323i362:20201202222135j:plain
2020. 11.11 25:20〜
Willam optics GT81
フラットナーレデューサ Flat6AⅢ
0.8倍(合成FL 384mm F4.8)
赤道儀:EQ6R
PHD2オートガイド D50mm FL200mmガイドスコープ QHYCCD QHY-5-ⅡM
Canon EOS X7i (HKIR )
ISO800 300秒x9
ISO800 60秒x8
ISO800 15秒x8 (total 55分)
ダーク 300秒x4枚 60秒x8 15秒x8
LEDフラット 20枚
フラットダーク 20枚
APTでディザリング
フィルター無し
ステライメージ8 Photoshop
遠征地 札幌市南区


M42 少しトリミングちょっと拡大】
f:id:kaz323i362:20201202223748j:plain


HDRの処理は昨年のM42で一度やってみて久しぶりです。3段階全てをステライメージでコンポジットしてPhotoshop で強調処理しましたが、ヒストグラムを見ると抵輝度側の端の方に小さな山らしきものがあります。

f:id:kaz323i362:20201202230657p:plain

レベル調節を色々いじって見ると、HDRじゃないいつもの同一露光のものと変化の仕方が違う感じでイマイチ癖が掴めず難儀しました
(*´Д`*)
そこでPhotoshopプラグインソフトNik CollectionのHDR Efex Pro2 で処理すると簡単にいい感じにできました(^-^)

淡い分子雲の指のような形もなんとなく見えたので、明るめの写真も作りました。


M42 明るめに処理】
f:id:kaz323i362:20201202223812j:plain


露出時間が短いので背景ザラザラです。分子雲を出すには最低2時間、綺麗に出すには3・4時間の露出が必要そうです。
またそのうち気合を入れて撮影しようと思います。