星空のムコウガワ

天体観測 写真 カメラ 花

IC59とIC63

11月は2晩天体撮影をたっぷりできました(^-^)
全部で7対象撮影したのですが、画像処理に時間がかかりやっと2晩目のものの1つ目です。

2晩目は11月14日で新月の土曜日で、SCW・windyで天気を確認するといつも行っている札幌から北の方角の撮影地は雲の淵付近で怪しい感じでした。ここは雲の通り道っぽく、何度もこんな感じの天気予報の時は曇って撮影できない事が多いのです。゚(゚´ω`゚)゚。
なのでこの日は天気予報の晴れ間の内側になっている札幌の南側で初めて行く所です。あまり人が増えすぎるのも困るので内緒にもしとこう‥

今回の作品は初めて撮影するもので、カシオペアγ星雲の近くのIC59とIC63です。
カシオペア座の5つの並びの真ん中の星γ星雲の近くで、太陽の15倍の質量の若い巨星のγ星が放出したガスをγ星自体が輝かせている反射星雲と言うことです。
カシオペアγ星は中国語で『鞭』を意味する語(策[cè])からツィー (Tsih、Cih) と呼ばれることがある(Wikipedia


【IC59とIC63】
f:id:kaz323i362:20201209001449j:plain
2020. 11.14 19:44〜
Willam optics GT81
フラットナーレデューサ Flat6AⅢ
0.8倍(合成FL 384mm F4.8)
赤道儀:EQ6R
PHD2オートガイド D50mm FL200mmガイドスコープ QHYCCD QHY-5-ⅡM
Canon EOS X7i (HKIR )
ISO800 300秒x24(total 120分)
ダーク 300秒x4枚
LEDフラット 20枚
フラットダーク 20枚
APTでディザリング
フィルター無し
ステライメージ8 Photoshop
遠征地 内緒


【IC59とIC63トリミング】
f:id:kaz323i362:20201209001504j:plain

IC59とIC63自体は撮って出し画像でもわかるくらい割と明るいのですが、他の方の作例ではIC59とIC63の周辺からパックマン星雲の方向にカーブしながら向かう赤い星雲があるようなのですが、炙り出すことができませんでした。
それから、星の多い領域で星の色も良く出たように思います。