ステライメージ8の自動処理モード
以下に記載の記事はステライメージ8の操作法に間違いがあり、自動処理モードでフラット 補正を正常に聞かせることができました。3つ後の記事でまとめを記載します。
先日M42を画像処理したときは、ステライメージ8の自動処理モードを使用しました。フィルターを使用し、フラット撮影も行なった事で前回より良くなったような気がしました。
しかし、処理し直したM42の画像を良く見ると中心部がまだ明るいような気がします。M42の上にあるNGC1973も端に一部写っているはずなのにモヤモヤが見えません。
ネットでステライメージ8の自動処理モードについて調べて見ると、周辺減光の補正が効かないないという情報がいくつか見つかりました。
実際にやってみてどうか確認してみました。
[自動処理モード、ダーク減算あり、フラットフレーム無し]
[自動処理モード、ダーク減算あり、フラットフレームあり]
レベル調整だけ操作し同じ値にしました。
フラットフレームが有っても無くてもほぼ同じ周辺減光です。全く効いて無いじゃないか❗️
ステライメージ8はダーク減算、フラット補正などの前処理を効率化すると言うのがウリのはずなのに‥
ステライメージのユーザー登録で意見、要望を書く欄があったので、その旨を記載しバージョンアップをして欲しいと要望しておきました👻
次に詳細編集モードで同じ画像をコンポジット、ダーク減算、周辺減光補正しました。
[詳細編集モード、ダーク減算あり、フラットフレームあり]
とっても綺麗に周辺減光補正できました。
この画像で再々度M42を画像処理してみました。
前回の
[自動処理モードでのM42]
今回の
[詳細編集モードでのM42]
2018.9.15 3:28
Meade LX90-20 f2000mm レデューサ0.63x (合成f1260mm)
PHD2オートガイド D50mm f200mmガイドスコープ QHYCCD QHY-5-ⅡM
Canon EOS X9i ISO800 300秒x8
NGC1973のモヤモヤもうっすら見えるようになりました😆
ステライメージを使ってみて、ライトフレームは丁寧に質のいいものを撮らないと綺麗な写真にならないと思い知らされました。
フラットフレームはステライメージを購入したら、ソフト的に周辺減光補正できるから撮影しなくてもいいのではないかと思ってました。しかし、実際にやって見ると全然上手く行きません。やはりフラットフレームもきちんと撮影しなければ、周辺減光の補正も上手く行かない事を体感しました。
札幌は最近、秋晴れの爽やか晴天が続いています。天体撮影もたくさんできました。追い追い処理ができたらアップして行きます。
17日は祝日だったので大通り公園です開催している札幌オータムフェアーに行ってきました。地震の影響も無かったように大盛況でした。