今回の作品は9月26日に撮影したものです。
一晩たっぷり撮影を楽しめたこの日のメインのターゲットです。
はじめての撮影で4時間くらいかけて撮影しましたが、途中1時間くらい薄雲の襲来があって3時間ほどの露出になりました。
この星雲はおうし座とぎょしゃ座の境界付近にあり「レムナント」や「スパゲッティ星雲」と呼ばれています。
超新星の残骸で太陽の恒星(太陽のように燃えている星)の一生を終える時に大爆発した残骸です。
とても淡い星雲でゴリゴリ炙り出しの画像処理を行ったので背景が荒れてしまいました。もっと露出をかけないとダメそうです。
他の方の作品を参考にしながら画像処理していますが、同じくらいの露出でもっと炙り出しているのを見ました。
その作例ではフィルターを用いているのが私の撮影との違いです。
それと微光星が多くてだいぶうるさい感じなので微光星をもっと抑えられる画像処理が必要です。もっと練習をしなくちゃ‥
【Sh2-240 レムナント】
2022. 09.26 24:05〜
Willam optics GT81 Ⅳ
フラットナーレデューサ Flat6AⅢ
0.8倍(合成FL 384mm F4.8)
赤道儀:EQ6R
PHD2オートガイド D50mm FL200mmガイドスコープ QHYCCD QHY-5-ⅡM
Canon EOS 6D (HKIR )
ISO1600 300秒x36(total 3時間)
ダーク 300秒X8枚
LEDフラット ISO 100 SS 1/20s x 20枚
フラットダーク 20枚
APTでディザリング
ステライメージ9 Photoshop
LPS-P2という古い光害カットフィルターしか持っておらず、最近は割と暗い所に行って撮影しているのでほとんど使っていません。天体改造の一眼レフカメラで撮影撮影していますが、参考にさせてもらった作例ではHEUIB-IIというフィルターを用いていたので導入しようか、それともマルチバンドパスのフィルターの方がいいのか検討中です。どんなのがいいのでしょうか?