NGC2903
4月下旬に入り札幌は今週にも桜が咲くようです🌸普段はゴールデンウィーク始まり頃に開花して後半が見頃になるので今年は1週間ほど早く季節が進んでいるようです。
4月の新月期、4/11に天体撮影に行って来ました。前回の3月の新月期の撮影ではWilliamopticsGT81の焦点距離380mmしか持って行かなかったので撮るものが思いつかなかったので、20cmシュミカセを持って行きました。今回の1対象目は初めて撮影するNGC2903です。しし座の頭の先に在り、視直径12.6' 8.9等 距離3000万光年です。
【NGC2903】
2021. 04/11 20:28〜
Meade LX90. 20cm
0.63x フラットナーレデューサ
(合成FL 1260mm F6.3)
赤道儀:EQ6R
PHD2オートガイド D50mm FL200mmガイドスコープ QHYCCD QHY-5-ⅡM
Canon EOS X7i (HKIR )
ISO3200 300秒x17(total 85分)
ダーク 300秒x4枚
LEDフラット ISO 100 SS 1/6s x 24枚
フラットダーク 24枚
APTでディザリング
フィルター無し
ステライメージ8 Photoshop
遠征地 支笏湖
【NGC2903 拡大】
今まではハンドコントローラーにRS-232シリアルポートからPCに接続しステラナビゲーターで導入していましたが、接続が途中で切断したり接続自体ができないことが多かったのでEQダイレクトケーブルを購入して今回使用しました。このケーブルはドライバをネットでインストールする必要があり、事前に通信テストをしておいたので現地で使えないと言うことを防ぐことができました。
EQ ASCOMはだいぶ前に入れていました。SynscanハンドコントローラーでPCに接続していたときにダイレクトモードで接続したことは以前にありましたが、APTのPlate solving 、Point Craft でうまく導入できませんでした。
しばらくはステラナビゲーターで試写したものと見比べで構図を補正してたのですが、長焦点だと赤道儀のアライメントをしっかりやっても導入時には少しズレてどこを写しているのか分からず迷子になり導入に時間がかかっています。
今回はAPTのPlate Solvingがうまく行き、簡単に天体を写野の中心に持って来ることができました^_^
望遠鏡で撮影中にこの前に導入したTokina AT-X Pro11-20DX F2.8にプロソフトンAを付けて撮影してみました。
【さそり座】
20mm. F2.8. ISO1600. 15 秒
この撮影地は近くに売店とトイレがあるのですが、冬は閉鎖されて街灯は消えていてとてもいいのですが、今回は2日前にオープンして強烈な街灯がありました。オープンしている間はここは星撮りには使えなそうです(*´Д`*)
ゴーストが激しく出ます。
水平も取れていなくてイマイチでした。もっと撮影の練習が必要ですね💦
【薄雲の朝日】
【親子の鹿】