M31と画像処理について
8月12日、ペルセウス流星群を眺めながら撮影した時の2ターゲット目のアンドロメダ銀河です。
この日は夜半過ぎに半月が昇って来て、アンドロメダ銀河を撮影している途中で空が明るくなって来ました。
それから、この日は夕方には27°cほどありましたがだんだん涼しくなり、夜中には21°cくらいまで下がりました。望遠鏡に夜露ヒーターを巻くのをサボってしまい、アンドロメダ銀河の撮影の後半はレンズが曇ってしまいました。
【M31 アンドロメダ銀河】
2020.08.12 23:28〜
Willam optics GT81
フラットナーレデューサ Flat6AⅢ
0.8倍(合成FL 384mm F4.8)
赤道儀:EQ6R
PHD2オートガイド D50mm FL200mmガイドスコープ QHYCCD QHY-5-ⅡM
Canon EOS X7i (HKIR )
ISO3200 180秒x20(total 60分)
フラット 無し
ダーク 8枚
APTでディザリング
フィルター無し
ステライメージ8
トリミングあり
遠征地 厚田
上の写真は、20枚撮影のうちレンズの曇りと月明かりの影響が少ない12枚のコンポジットと20枚コンポジットを見比べると殆ど変わらなかったので20枚での写真です。
次の写真は12コンポジットの画像で、トリミングしていないもので、少し明るく作ってます。
【M31 トリミング無し】
スマホの画面では見えづらいですがパソコン画面では、強めに画像処理しているので周辺減光とミラーボックスとミラーの影が出ているように見えます。
【撮って出しJPEG】
【等光度曲線画像】
今回はフラット処理をしていないのですが、フラットフレームも撮って置いた方良さそうです。
《画像処理について》
画像処理の仕方を勉強中で、ネットで情報収集してステライメージを色々いじって効果を試しています。
〈備忘録〉
- フラット補正やコンポジットなどの前処理の後、
リニアの状態でするべき処理とノンリニアのになった後でも良い処理が有る。
- リニアの状態とは、デジタル現像やトーンカーブを使う前の状態
- リニアで行うべき処理
- オートストレッチ
- マトリックス色彩補正
まだまだ画像処理の勉強中です。ダメ出ししてください、よろしくおねがいしますm(._.)m