星空のムコウガワ

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PHD2のテスト1 [初テスト]

 

 

 

 

19日の夜、やっと星空が広がったので早速PHD2のテストをしてみました。

まず通常通りLX 90の極軸をセットしました。

 

 

LX 90の極軸合わせ

 

LX 90の極軸合わせは

1.赤道儀モードでは鏡筒を架台と180度方向に固定し、三脚で北極星の方向に向けます。

2.次に望遠鏡の電源を入れ、日付、時間を入力するる

3.アライメントをワンスターにすると北極星が真北からのズレ分の方向に向くので微動ネジで北極星を視野の真ん中に入れエンターを押します。

4.次に自動でアライメントの設定に良さそうな星を表示する(1番したの上下ボタンで変更できる)のでエンターを押すと自動でその方向へ向きます。

5.視野の中心に星を持ってきてエンターを押す

 

このような手順でやってます。だいたいこれでアライメント成功と表示されますが、LX90の180度方向に正確合わせる目印が無いので実際にどの程度合っているのかわかりません。

私はLX 90を床に置き、望遠鏡を真上に向けiPhoneの角度計で測って鏡筒とアームに蓄光シールで目印を貼っています。

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そして本題のPHD2のテストですが、キャリブレーションをして初期設定のままISO100,300秒露出でM57を2000mmで撮影してみました。

 

1.PHD2  2秒露出

RA Agr 70,His 10,Manmo0.2

DEC Agr 100,Mnmo0.2

Scope Mx Ra2500,Mx DEC2500

f:id:kaz323i362:20180623195238j:image

 

2.PHD2  5秒露出

RA Agr 70,His 10,Manmo0.2

DEC Agr 100,Mnmo0.2

Scope Mx Ra2500,Mx DEC2500

f:id:kaz323i362:20180623195230j:image

 

ガイド無し

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PHD2でガイドのテストをしましたが、2秒5秒

露出とも赤緯方向に流れます。2秒露出のほうがシーイングを拾ってガイドし過ぎなのかもしれませんがDEC方向には流れてなさそうなので違うかもしれません。

ガイド無しよりはガイドした方が結構は良くなってます。

PHD2のガイドのグラフではRA DEC共±4”の振れ幅がありました。

M57の視直径1.4’x1.0”’に比べてトータル8”のガイドミスなのでDA方向はなんとなく解ります。なぜDEC方向は流れて無いのだろう?

 

昨夜22日もテストができたのですが、色々パラータを変えたりしてみましたが、やはり±4‘のガイドミスがあり感じとしてはDA方向のガイドミスが多かったです。

 

 

2000mmの許容ガイドミスは0.7’らしいので10倍以上のガイドミスがあります。鏡筒のバランスはとりました。極軸をきちんと追い込まないとダメなのか?もっと長い焦点距離のガイド鏡が必要なのか?次はPHD2にはドリフト方の支援もあるので使ってみようと思います。まだまだ勉強が必要です。色々問題がありますが楽しいです(^.^)